こんにちは!!
この『星功通信』では、オーナー様・管理組合様が抱える不安を解消し、安心して計画を進めていただける情報をお届けします🏚️
【外壁調査診断】を実施しました
「外壁調査診断」とは、マンション大規模修繕工事の計画立案において、建物の現状を的確に把握するための重要な資料として活用いただけるものです。
管理組合さま・オーナーさまが建物の劣化具合を確認し、健康状態を理解することで、建物の価値を維持・向上させることに繋がります。
調査員が、打診棒や目視により、外壁の状況を丁寧に確認している様子です。
調査対象にはタイルやモルタル仕上げ、塗装部分などが含まれ、劣化の有無や範囲を特定することで、建物の安全性を評価しています。
細かいひび割れや目に見えない不調を見逃さず、驚くほどの集中力と技術で調査を行います。
経験と直感を駆使して建物の「声」を読み取る調査員の姿は職人技!!すごい✨️
*外壁調査の様子をご紹介します*
【場所】大阪市浪速区/11階建てマンション
【調査範囲】外壁/共用廊下/その他 共用部・外構
【調査方法】
目視調査...目視を主体に調査を行う調査
打診・指触調査...打診・指触を主体に行う調査
調査の結果は、報告書としてまとめて
修繕計画の参考資料としてお客様にご提出させていただきます。
タイル部分のチェック
タイルのひび割れ・浮き・剥がれが典型的な劣化の症状ですが、これらは時間とともに環境の影響で進行していきます。
目視ではなかなか見分けることが難しいので、手が届く範囲でタイルを一枚一枚叩いて『音』を聞き分けていきます。タイルの浮き・割れ・欠損・エフロレッセンス を 見分けています。
モルタル部分のチェック
打診棒を使うことで、モルタルの中の空洞や劣化部分を「音の違い」から判別します。壁面を転がしたり、軽く叩いたりすることで、鈍い音がする場所を特定します。
塗膜の経年劣化 退色・チョーキング・光沢低下・ひび割れ・下地の浮き・亀甲状のひび割れ・鳥害 などを見分けていきます。
階段床・共用廊下床
こちらの床は、防滑性ビニル床シートで施工されていますので、シートの浮き・剥離・反り・下地の浮き などを見分けていきます。
目視や打診棒で叩きながら不具合箇所が見つかれば図面に記録していきます。
この図面を元に【調査結果】として必要な報告書を作成てご提出をします(^^)
---------------------------------
写真や図面を使って、お客様に
診断前後の違いを視覚的にわかりやすく
お伝えすることを私たちは何よりも大切と考えております✨️
---------------------------------
塗替の適正時期と経過年数について
外壁に塗装された「塗膜」の寿命を左右するのは、「時間の経過」と「周辺の環境」です。
塗膜も時間が経てば、人間が年齢を重ねるように弱ってきますし、また気候の穏やかな所と風雨にさらされ続ける所とでは、塗膜の傷み方も変わってきます。
「時間の経過」の観点から説明しますと、
一般的な外壁の塗り替えサイクルは 10年~13年 と言われています。
もちろん、外壁の塗料性質やグレードによって異なりますが、この程度のサイクルで塗り替えを行うと、予算的・工期的に無理なく、最も経済的な建物の保持が出来るという考え方です。
紫外線・塩分・炭酸ガス・雨水など、塗膜の劣化原因になる要素ですが、建物が置かれている環境に、これらの要素がどれだけ多く含まれているかが、塗膜の劣化速度を決める、もう一つの要因になります。
自動車の往来の多い道路周辺部よりも、
閑静な住宅街の方が、外装材の寿命が長いという事もあります。
私たちは、建物の長期的な健康を守るため、
プロフェッショナルな視点で対応いたします。
【マンション大規模修繕工事】についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
お客様の快適な暮らしをサポートするお手伝いができれば幸いです☺️